別府市
世界屈指の温泉資源、多くの医療機関、1年を通じて行われるイベント、約3千人の国際学生、湯けむりたなびく景観。魅力あふれる〝別府″のまち。ここで暮らしてみませんか?
- 人口
- 112,010人
- 面積
- 125.34平方キロメートル
- 気候
- 平均…17.6℃
最高気温…35.5℃
最低気温…-3.9℃
- 教育
- 幼稚園…20園(公立14、私立6)
認定こども園…3園
小学校…19校(公立18、私立1)
中学校…12校(公立6、私立2)
高等学校…8校(公立6、私立2)
大学…4校(公立0、私立4)
- 医療
- 病院…25施設(精神4、一般21)
一般診療所…118施設
歯科診療所…56施設
産業
街を歩いてみると、ほのかな温泉の香りが鼻をくすぐり、お風呂セットを持って路地を歩く地元の方とすれ違う。情緒的な光景を楽しめるのも、湯の町ならではの魅力です。
「ヒト・モノ・コト」のポテンシャルと魅力あふれる〝別府″のまち。ぜひ一度体験してください!
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温泉
別府には8か所の温泉地があり、「別府八湯(はっとう)」と呼ばれています。それぞれに泉質などの特徴が異なっていて、別府市の中だけで“温泉めぐり”ができてしまうんです。まさに、別府は温泉ワンダーランド。たっぷり湧いている温泉にどっぷり浸かって、癒されてください。
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別府竹細工
「別府竹細工」は、国の「伝統的工芸品」にも指定されており、その歴史は古く、大和時代まで遡ると言われています。別府の湯治客とともに発展していった別府竹細工。毎日の暮らしに根付くものから、空間を彩る芸術品まで様々な形で、わたしたちを魅了してくれます。
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アート
アーティストが集まる別府は、街のあちこちにアートが光る街。アートスポットが点在する別府で、芸術や建築などを見てまわるのもおすすめです。目に留まる風景の中にアートが隠れていたり、街なかで展示会が開催されたりと、さまざまな場所でアートと触れることができます。
暮らし
さまざまな顔を持つ、別府ゆえに、日々の過ごし方も千差万別です。新鮮で安くて美味しい海の幸・山の幸を楽しむ、近くの山々を登る、釣りに勤しむといった自然の恵みを享受するもよし、ゆったり温泉につかるもよし、別府の持つさまざまな顔から、自分らしい過ごし方を選ぶことができます。また、3つの大学と2つの大学関連機関があり、国際学生の比率が日本でも有数の「大学のまち」。そして日本で唯一竹の技術を学べる公立のセンターがあるなど、さまざまな顔を持つ別府は、観光客や市民、国際学生など、多様な人が交流する国際観光温泉文化都市です。
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子どもを産み育てやすい環境づくり
○市医師会、歯科医師会及び薬剤師会等の協力のもと、次のような施策に積極的に取り組み、休日昼間や平日夜間などの医療提供体制、とりわけ小児医療提供体制の充実を図るなど、親御さんが安心してお子さんを生み育てることができる環境づくりを進めています。○市内の公立小・中学校では、グローバル人材の育成を推進するため、市内大学の国際学生など多様な人々と交流する機会を通して、子どもたちは様々な地域の生活や文化を知ったり、様々な考え方に触れたりしています。また、子どもたちから別府のよさを発信するなどして、グローバル化する社会に主体的に関わろうとする力を育んでいます。○大分県産・別府市産を使用した地産地消給食を実施し、地元の生産者を知り、自分たちの食事に関わる多くの人々に感謝する心を育んでいます。地産地消については、令和5年度から旬の時期の野菜10品目の別府市産使用率を、約10年かけて100%となるように取組みを進めています。
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新湯治・ウェルネス ~住む人も訪れる人も健康で幸せなまち~
次の100年に向けて、「新湯治・ウェルネスといえば別府」という新しいブランドの確立を目指しています。※新湯治とは、湯治をアップデートして、温泉の入浴効果を見える化することです。温泉の入浴効果や別府の海や山、食、文化や芸術など、たくさんの地域資源をうまく活用して、心身ともに健康で幸せに日常生活を過ごしていただきます。
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新たな賑わいの更なる創出
○別府での吹奏楽・マーチングバンドの定着と発展を図ることや、地域住民、学校関係者や児童生徒、ボランティアの皆様が主役となる秋の一大イベントとして、地域の活力につなげていくことを目的としています。「マーチング・カーニバル㏌別府」のオープニングを彩るパレードでは、ビーコンプラザから別府公園東口までの公道を封鎖し、千人を超える出演団体の皆様による華やかなパフォーマンスが披露されます。○2007年(平成19年)3月に設立されたアルゲリッチ芸術振興財団が、マルタ・アルゲリッチ総裁の理念のもと、別府アルゲリッチ音楽祭、ピノキオコンサート、病院訪問コンサート、サロン文化の発信などの、社会貢献活動を実施し、毎年恒例の別府アルゲリッチ音楽祭には世界中から音楽祭ファンが訪れています。○障がいのある人が、芸術文化の創造において自己の特性や個性を見出し、さらには作品を展示することで社会参加への促進を目的とした別府市アール・ブリュットの芽ばえ展を毎年開催しています。○戦後まもなく建てられた元下宿アパートを、市内アートNPOのBEPPU PROJECTが2009年からアーティストの住居兼アトリエとして活用しています。これまでにのべ240名を超えるアーティストが滞在し、別府への移住・定住のきっかけにもなっています。
おすすめ
絶品、旨イモノ
旅には欠かせない、その土地に根ざしたストーリーのある美味しい味わいを。
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地獄蒸し
温泉の蒸気を利用して食材を蒸す調理法です。江戸時代から用いられていました。塩分を含む温泉蒸気で一気に蒸すため、食材本来の旨味が閉じ込められます。地獄蒸しという名前のインパクトや物珍しさ、そしてヘルシーさなどが話題を呼び、別府の名物ともなっている料理です。
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別府冷麺
別府冷麺のルーツは、昭和25年頃、かつて満州に住んでいた日本人が、日本に引き揚げて来て開いたお店が始まりとされています。冷麺は朝鮮料理の一つで、朝鮮との国境が近い満州には、朝鮮系の民族も多く、朝鮮の食文化も広がっていたため、朝鮮冷麺もそのひとつとして存在していました。その味を和風にアレンジしたものが別府冷麺と言われています。
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とり天
鶏肉を多く食べることで知られる大分県。大分県では、鶏肉を使ったまぜごはん「鶏めし」や鶏出汁の汁物「鶏汁」といったさまざまな鶏肉料理が食べられてきました。なかでも、唐揚げが有名だが、鶏肉を天ぷら粉で揚げた「とり天」も大分県全域にわたって広く親しまれています。鶏肉が高価な食材だった時代、家庭では衣がたっぷりついた「とり天」がつくられていました。厚い衣がかさ増しになり、家族が多くてもみんなで鶏肉を味わうことができます。「とり天」は、別府市内にある県内初のレストラン「東洋軒」が発祥だとされています。昭和初期、既存メニューの唐揚げが骨付きであったために女性が食べづらいだろうという気遣いから、骨のないもも肉を食べやすい大きさに切り、天ぷら風にアレンジしたのがはじまりといわれています。
移住の先輩VOICE
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白井さん(東京都から移住)
都会での会社員生活から別府市で飲食店経営へ。移住先で得た穏やかで幸せな日々
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小林さん(東京都から移住)
本当にやりたい仕事で後悔なく生きていく。縁が繋いだ大分県での移住生活
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原さん(大阪府から移住)
千年続いた美しい棚田を次の千年に繋げたい。想いを紡ぐ別府での移住生活。
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神田さん(奈良県から移住)
夢が実現できそうな風土がある大分県別府市。誰でも受け入れるマインドとホスピタリティが整っていて。
お役立ち情報
別府市LINE公式アカウントで、受け取りたい情報を事前に登録すると、市政や子育て等分野別の情報が受け取れる。/市民入浴券で、市営温泉がお安く利用できる。/温泉の噴気を利用したとてもヘルシーで美味しい「地獄蒸し料理」が堪能できる。/山あり海ありの自然豊かなまち。/国際色豊かな料理店が数多く点在している。/就農相談を実施している。/APU(アジア立命館太平洋大学)等と連携して、小中学校の授業で留学生との国際交流が行われている。
相談窓口
全てのお問い合わせ等は下記までお願い致します。
名称:政策企画課
住所: 別府市上野口町1番15号
電話番号:0977-21-1122
その他の情報
別府といえば「温泉」ですが、魅力はそれだけではありません。温泉とともにわがまちが誇る「別府竹細工」は、大分県唯一の「伝統的工芸品」として、経済産業省から指定されています。 別府竹細工の歴史は古く、はじまりは諸説ありますが、江戸時代、日本一の湧出量を誇る別府温泉に訪れた湯治客が、土産品や日用品としての竹製品を持ち帰り、全国に広まることとなりました。温泉ブームのとなりには竹細工の発展があり、深い関わりがあるのです。 その後、プラスチック製品の普及により打撃を受けた竹産業ですが、これまで積み重ねてきた職人の伝統と技術により美術工芸品へと進化を遂げてきました。近年では、花器やオブジェなどのデザイン性が高く評価され、海外にもマーケットが広がっています。 別府市東荘園に位置する「竹細工伝統産業会館」では、竹細工体験を通してその魅力に触れていただくことができるとともに、竹を学ぶための「竹の教室」も開催しています。竹工芸を学ぶために全国各地から別府に移住し、竹工芸家として活躍されている方も数多くいます。
現代の暮らしにとけ込む別府竹細工
別府竹細工を多数展示する竹細工伝統産業会館(電話番号 0977-23-1072)